15年以上前AIに興味があり色々と調べていたことがありました。
AIと言えば大量のデータを蓄積し、近似的な内容を判別するだけのようなイメージだったのですが、2022年12月に登場したChatGPTに触れた時は衝撃でした。
生成AIの基本的な内容や応用について調べましたので紹介したいと思います。
生成AIとは？
生成AI（Generative AI）とは、人工知能（AI）の一種で、テキスト、画像、音声、動画などのデータを生成する技術です。
これまでのAIがデータを分析し予測する役割だったのに対し、生成AIは「新しいデータを創り出す」ことが大きな特徴です。
従来のAIが出来なかった部分が出来るようになった事で、私たちのSFで見ていたAIにかなり近づき衝撃的でした。
生成AIの基本的な仕組み
生成AIは主にディープラーニング（深層学習）の技術を用いています。
- 学習データ: 大量のデータを学習し、パターンを理解します。
- ニューラルネットワーク: 人間の脳の働きを模倣し、新しいデータを生成します。
特に有名な生成AI技術としては、以下のものがあります。
- GPT（Generative Pre-trained Transformer）: 高度な文章生成が可能。ChatGPTがこれに該当します。
- Stable Diffusion・DALL·E: 画像を生成するAI技術。
- GANs（敵対的生成ネットワーク）: 写実的な画像や音声データを生成します。
生成AIの主な活用方法と事例
① 文章作成の自動化
生成AIを使えば、自然な文章を短時間で作成できます。
- 活用例:
- 記事ライティング: SEO対策に強いブログやニュース記事を自動作成。
- 広告コピー作成: 広告やSNS向けのキャッチーなコピー生成。
- メール返信: ビジネスメールや顧客対応のテンプレート作成。
具体例: ChatGPTやBardなどのAIツールを活用し、文章の効率化と高品質化が可能です。
② 画像生成の活用
生成AIは、新しい画像をゼロから生成することが可能です。
- 活用例:
- デザイン作成: バナーやWebサイト、広告デザインの自動生成。
- 商品ビジュアル: Eコマース用の商品画像の作成。
- アート作品の生成: 独自のアートやイラスト制作。
具体例: Stable DiffusionやDALL·E 2を使えば、ユーザーの指示に合わせてリアルな画像や想像上のビジュアルを作成できます。
③ 音声・音楽生成
生成AIは、音声や音楽データの生成にも活用されています。
- 活用例:
- ナレーション作成: 動画コンテンツや広告の音声生成。
- 音楽制作: 作曲支援やBGMの生成。
- 音声合成: 自分の声や他者の声に似せた合成音声。
④ 動画コンテンツ生成
生成AIは動画制作の分野でも応用されています。
- 活用例:
- アニメーション作成: 自動で短編アニメーションやビジュアルを作成。
- 動画編集補助: 自動編集や映像生成。
具体例: Runway AIなどを利用すれば、映像制作の時間を大幅に短縮できます。
⑤ ビジネスにおける生成AIの応用
生成AIは企業の業務効率化やマーケティング戦略に貢献します。
- 顧客対応: チャットボットによる24時間対応。
- マーケティング: AIによるコンテンツ生成でSEO強化。
- データ分析の可視化: AIを活用してレポート生成や意思決定支援。
生成AIを活用するメリット
- 作業時間の大幅削減: 手作業にかかる時間をAIで短縮。
- コスト削減: 人件費や外注コストを抑えられる。
- 高品質なコンテンツの提供: 一貫した品質でテキストやデザインを生成可能。
占いアプリを作成する時に、以前は外注でコーディングをお願いしていました。1時間当たり3000円ほどの外注費がかかっていたのですが、生成AIを使うことで外注費用がほぼ不要になり、簡単なプログラムは自動で作成できるようになったことで業務効率が格段に上がりました。
外注さんに説明をしたりする時間を生成AIにメモ書きで伝えるとざっくりとコーディングが出来るのはビックリしました。少し修正や微調整が必要な部分もあるので、プログラミング言語の理解やソースコードが読める必要はあるのですが、基本がわかっていればほぼ出来てしまうので、手放せません。
生成AIを活用する際の注意点
- 著作権問題: 生成されたコンテンツの権利に注意が必要です。
- データの偏り: 学習データによる偏見や誤解が含まれる可能性があります。
- 過度な依存: 人間のクリエイティブな思考や判断力を失わないようバランスが重要です。
たたき台は生成AIで作成し、人間の手直しや修正が必要なのかなという認識です。
ただ、たたき台が出来るので、これまでかかっていた時間の半分以下で日常業務が終わるようになったと感じています。
自分が知らない分野やついては難しさを若干感じますが、知っている知識の範囲だとかなり活用できるかなという印象です。
まとめ
生成AI（Generative AI）は、文章・画像・音声・動画など、さまざまな分野で活用され、ビジネスや日常生活を効率化する強力なツールです。
「AIを活用して業務を効率化したい」「質の高いコンテンツを作りたい」と考える方は、生成AIの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
この記事は生成AIの力を借りて書いております。
